アドセンスの管理画面で「最適化」という項目がありますが、この中に「モバイルデバイスに全幅サイズの広告を表示」というものがあります。

これはスマホにおいて、レスポンシブのディスプレイ広告を表示する時に左右の余白をつめて全幅サイズで表示するという機能。Googleによれば、テストの結果、収益増になるとのことで1~2年前くらいから実装されています。

デフォルトでは設定が有効になってますが、この機能はどういうものか?また有効・無効の切り替え方法について書いてみます。

「モバイルデバイスに全幅サイズの広告を表示」について

モバイルにおいて全幅サイズが有効の設定

早速ですが、このモバイルデバイスに全幅サイズのレスポンシブ広告を表示するという機能。該当のコードは次の1行になります。

data-full-width-responsive=”true”

この設定はデフォルトでオン(true)になっているので、新規にレスポンシブ広告のコードを取得すると、自動的に入っています。

“true”になっているとどうなるか?というと、スマホの画面でレスポンシブ広告が表示されるときに、画面の全幅サイズに展開されることが多くなります(PCは関係ありません)。

こういう状態ですね。左右に余白がなくなり全幅サイズで表示されます。

あくまで、モバイル画面において、全幅で表示されることが多くなるということなので、サイトによっては100%全幅表示になるとは限りません。

Googleによれば、

「モバイル デバイスが縦表示の場合には全幅サイズのレスポンシブ広告の成果が高いことが判明しています。」

とのことなので、デフォルト設定になってるんですね。

モバイルにおいて全幅サイズが無効の設定

しかし、中にはこの全幅サイズの表示が違和感があって元の通常表示にしたいという場合もあるでしょう。

その場合は、パラメーターをfalseに変えるだけでOKです。

data-full-width-responsive=”false”

こういう状態になります。

ブログのテンプレートで、左右の余白を多めにとっている場合は、広告との違和感がなくなるのでこの方が良いかもしれません。

ただしGoogleによれば、

収益増加の機会が減る可能性があります

とヘルプに書いていることもあり、そこは考えておく必要はありますね。

設定が無い場合

そして、最後に設定自体が無い場合。

data-full-width-responsive のパラメーター自体が無い

“data-full-width-responsive”のパラメータが実装されたのは、2017年か2018年のどこか(はっきり覚えてません)。

なので、数年前にアドセンスのレスポンシブ広告を取得してブログに設置したままという場合が当てはまります。数年前にアドセンスコードをブログに設定した後、長い間、何もいじってないというケースですね。

この場合、設定していないから、”false”の設定と同じか?というとそういうわけではないんですね。

Googleによれば、

ユーザーのモバイル デバイス画面の全幅サイズまでレスポンシブ広告ユニットが拡大されることがあります。ただし、パラメータが存在し “true” に設定されている場合よりも、全幅サイズに拡大される回数は少なくなります。

となっています。

つまり、何もしなくても、モバイル画面で広告が全幅表示されることがあるが、trueの設定をしていることに比べれば確率は少なくなる。ということです。

パラメータの挙動をまとめると

ということで、パラメータの挙動をまとめると次のようになります。

■data-full-width-responsiveの挙動まとめ

パラメータの設定 動作
data-full-width-responsive=”true” モバイルデバイス画面の全幅サイズに展開されることが多くなる(デフォルト設定)
data-full-width-responsive=”false” モバイルデバイス画面の全幅サイズに展開しない
パラメータ自体が無し モバイルデバイス画面の全幅サイズに展開されることがある。ただし、”true”の設定に比べると回数は減る

Google Adsenseのヘルプ参照:
モバイル デバイスにおける全幅サイズのレスポンシブ広告の動作を設定する

「モバイルデバイスに全幅サイズの広告を表示」を設定する

Googleのテストでは、モバイルにおいてレスポンシブ広告を全幅サイズで表示した方が収益増になると言ってるわけで、デフォルトでもオン(true)になっています。

なので、基本的にはデフォルトの設定で良いですね。

ただ、先にも触れたように、数年前からアドセンスの広告を設定していてそのままの場合、data-full-width-responsive のパラメーター自体がコードに入っていません。

その場合、収益増になる可能性があるわけなので、設定してみるといいですよ。

data-full-width-responsiveの設定方法

アドセンスの管理画面から「最適化」「モバイルデバイスに全幅サイズの広告を表示」をクリックします。

「コードをコピー」をクリックします。
※これで、クリップボードに「data-full-width-responsive=”true”」のコードがコピーされます。

そして、「適用対象の広告ユニット」を確認し、該当の広告ユニット(ブログに設定済みのコード)に、その1行のコードを貼り付けます。
※元の広告コードのバックアップをとってからしましょう。


<ins class=”adsbygoogle example_responsive”
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 data-ad-slot=”XXXXXXX”
 data-ad-format=”auto”></ins>

 ↓ 1行追記


<ins class=”adsbygoogle example_responsive”
 style=”display:inline-block”
 data-ad-client=”ca-pub-XXXXXXXXXX”
 data-ad-slot=”XXXXXXX”
 data-ad-format=”auto”
 data-full-width-responsive=”true”></ins>

※特に、></ins>の箇所のところはカッコを消したり、ずれたりすると広告が表示されなくなるので気をつけて編集してください。

あるいは、広告コードを一から貼り直すのであれば、通常の広告コード取得の方法で、該当の広告ユニットのコードを取得し直せばOKです

まとめ

モバイルデバイスにおいて、左右をつめた全幅サイズでレスポンシブ広告が表示する設定内容についてお伝えしました。

  1. data-full-width-responsive=”true”
  2. data-full-width-responsive=”false”
  3. data-full-width-responsiveの設定無し

によって違いがありますが、
基本はデフォルトである、1番の”true”で良いでしょう。Googleも収益が上がると言っていますし、実際私が昔設置した広告コードに”true”設定を追記してみたところでも、多少は収益アップになりました。

大きな収益増になったわけではありませんが、このあたりはブログによっても違うので、このパラメータが入っていない場合は一度追加してみてみるのもいいですね。

全幅サイズになるのが好まない場合は、”false”でも良いですが、その際は収益がどう違ってくるのか?は見ておくようにしましょう。